こんにちは、ハラです!
今回は世界の雑学「ドイツでは釣りをするのに国家資格が必要」について調査しました!
釣りをするのに国家資格が必要⁉日本では考えられないことですね。
本当にドイツでは、釣りをするのに国家資格が必要なのでしょうか?
それでは、ご覧ください!
1.日本では釣りをするのに資格が必要なのか
さて、日本では釣りをするのに資格が必要なのでしょうか。
現時点、日本で釣りをするのに資格は必要ありません。
場所によってはその場所で釣りを行うための許可証、遊漁券を購入する必要がありますが、これはその場所で釣りをするためのものであり、個人が釣りそのものの行為をするための資格ではありません。
なお日本では釣りをするのに資格は必要ないものの、釣りによるマナー違反やトラブルが起こっており、釣り人口が減少してきているのが現状です。
2.ドイツでは釣りをするのに国家資格が必要なのか
日本では釣りをするのに資格は必要ありませんが、ドイツでは釣りをするのに国家資格は必要なのでしょうか。
結論、ドイツでは釣りをするのに国家資格が必要です!
なぜ国家資格が必要なのでしょうか?
理由は、ドイツは環境先進国(環境保全の取組みに優れ、自然環境に負荷が少ない国)であり、とても環境を大事にしている国だからです。
そのため、無資格で環境に対する知識がないまま釣りをすることにより、川や海の生態系を壊してしまい、環境破壊となることを防いでいるのです。
3.釣りの国家資格取得方法
ドイツで釣りの国家資格を取得するためには、筆記試験と実技試験の両方に合格する必要があります。
しかし州によっては、筆記試験のみ合格すれば資格取得できるところ(ベルリン)も存在します。
また、筆記試験と実技試験両方に合格し国家資格を取得しても、資格は永遠に有効なものではありません。
1年または5年ごとに更新をしないと失効してしまいます。
実際に、筆記試験と実技試験はどのようなことが行われるのでしょうか。
それぞれ見ていきましょう。
なお、国家試験の取得方法についてこちらのブログを参考にさせていただきました。
http://aufjp.blogspot.com/2019/02/fishing-lincense-in-germany.html
筆記試験
試験内容は州によって異なりますが、主に下記内容が問われます。
・魚に関する知識
・自然・動物の保護に関する知識
・釣り道具、釣れた魚の扱いに関する知識
・関連する法律
なお、筆記試験に合格した人のみが実技試験を受けることができます。
実技試験
実技試験についても筆記試験と同様試験内容は州によって異なりますが、主に下記試験内容です。
・ランダムに出題された魚を釣るために、ランダムに用意された釣り道具から適切な道具を選び、どのように釣るか、方法をドイツ語で話す。
実技試験といっても魚を実際に釣る試験ではなく、筆記試験で得た知識を口頭にて確認する試験という印象です。
ドイツ語で答えなければならないのはハードルが高いですね。
4.ドイツで無資格で釣りをした場合どうなるか
ドイツでは無資格で釣りをすることはできません。
もし無資格で釣りをしてしまった場合、どうなるのでしょうか?
結論、通常は罰金、悪質な場合は禁錮刑となります。
ドイツには無資格者を取り締まる「釣りパトロール」が存在します。
1回だけならバレないであろうと、ドイツを訪れた際に軽い気持ちで無資格で釣りをしないように注意しましょう!
5.まとめ
今回は世界の雑学「ドイツでは釣りをするのに国家資格が必要」について調査しました!
本当にドイツでは、釣りをするのに国家資格が必要であることがわかりました!
・現時点、日本で釣りをするのに資格は必要ない
・ドイツでは釣りをするのに国家資格が必要である
・ドイツで釣りをするのに国家資格が必要である理由は、ドイツは環境先進国であり、とても環境を大事にしている国だから
・ドイツで釣りの国家資格を取得するためには、筆記試験と実技試験の両方に合格する必要がある
(州によっては筆記試験のみの州も存在する)
・取得した国家試験は永遠ではなく、数年ごとに更新が必要である
・ドイツで無資格で釣りをしてしまった場合、通常は罰金、悪質な場合は禁錮刑となる
・ドイツには無資格者を取り締まる「釣りパトロール」が存在する
ドイツで釣りをしようと考えている方は、必ず国家資格を取得してからするようにしてください!
いつか日本でもマナー違反、トラブルを防止するために資格が必要になる日が来るかもしれませんね。。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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