こんにちは、ハラです!
今回は世界の雑学「エッフェル塔の高さは気温によって変化する」について解説いたします!
とても頑丈そうなエッフェル塔が簡単には伸び縮みするようには思えません。
もしエッフェル塔の高さが変わるとしたら、日本の東京タワー、スカイツリーも高さが変わるのか気になります。
それでは、ご覧ください!
こちらの動画でも解説しています
1. エッフェル塔とは?
まず、エッフェル塔とは何か、説明します。
エッフェル塔は、フランス・パリのセーヌ河畔にある鉄塔であり、1889年に建築されました。
それから約20年の間、パリの「シンボル」として世界中から観光客が訪れていました。
しかし、1909年に入場者が低迷したことにより、なんと解体の危機に陥りましたが、ただの「シンボル」ではなく、「軍事用の電波塔」としても活用することになり、なんとか解体は逃れました。
そして1991年に、パリのセーヌ川のうち、シュリー橋からイエナ橋までの約8km間が「パリのセーヌ河岸」として、世界遺産に登録されました。
この時、エッフェル塔も「パリのセーヌ河岸」構成要素の1つであることから、世界遺産となりました。
エッフェル塔の魅力と言えば、展望台からパリの美しい街並みを望むことができるところですが、日没後から夜中までライトアップされることで、外から見てもとても美しいです。
さらにライトアップの時間帯の中で、1時間に1回の特別イルミネーション「シャンパンフラッシュ」が行われます。
この「シャンパンフラッシュ」は、とても美しすぎて圧巻されるほどであるため、エッフェル塔に行った際は是非ご覧ください。
また、エッフェル塔までのアクセスは地下鉄(Metro)、近郊鉄道(RER C線)から徒歩約10分ほどで着くため、アクセスも良いです。
2. エッフェル塔の高さは気温によって変化する?
さて本題ですが、エッフェル塔は気温によって高さが変化するのでしょうか。
結論、エッフェル塔は気温によって高さが変化します!
なんと、夏と冬では高さが約15㎝も変わると言われています。
現在、エッフェル塔の高さは324mのため、到底肉眼で確認できるほどの差ではないですが、約15㎝も変化するのは不思議ですね。
なぜ気温によって高さが変化するのか、見ていきましょう。
3. なぜ気温によって高さが変化するのか
エッフェル塔の高さが気温によって変化する理由、それは「熱」です。
エッフェル塔は鉄の塊と言われるくらいの鉄でできており、この鉄とは、温度の上昇によって膨張する性質があるため、夏のように気温が高い季節に膨張し、伸びます。
そして冬は気温が低く、鉄は温度の下降によって収縮する性質があるため、縮みます。
鉄は気温の変化に弱いのですね。
4. 東京タワー、スカイツリーの高さも気温によって変化する?
鉄が気温の変化に弱いということは、同じく鉄でできている、日本の東京タワー、スカイツリーの高さも気温によって変化するのでしょうか?
同じく、東京タワー、スカイツリーも気温によって高さが変化します!
エッフェル塔と同じく鉄でできているため、納得ですね。
東京タワーの高さは333m、スカイツリーの高さは634mですが、それぞれどのくらい高さが変化するのでしょうか?
なんと、東京タワーはエッフェル塔と同じく約15cm、スカイツリーは約20cm伸びると言われています。
エッフェル塔より変化が大きいのは、鉄は温度により1mあたりで伸びる率が決まっているため、高さが高いほど変化が大きくなるからです。
5. まとめ
今回は世界の雑学「エッフェル塔の高さは気温によって変化する」について解説しました!
エッフェル塔の高さは気温によって変化することがわかりました!
・エッフェル塔は1889年に建築され、パリの「シンボル」兼「電波塔」であり、世界遺産にも登録されていて、現在でも多くの人に愛されている美しい塔である
・エッフェル塔の高さは気温によって約15cm変化する
・エッフェル塔の高さが変化する理由は、「熱」であり、鉄には温度の上昇によって膨張する性質があるため、夏に伸び、冬は縮む
・日本の東京タワー、スカイツリーも気温によって高さが変化する
これからエッフェル塔に旅行などのご予定がある方、この点も踏まえて見てみてください!
(元々高さが高すぎるため、肉眼では違いが分かりづらいかと思いますが)
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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