こんにちは、ハラです!
夏の嫌な蚊。
寝ているときにブーンと飛ばれたもんなら、なんとも不快で眠れませんよね。
今回は、豆知識「蚊に刺されにくくなる方法」について、解説いたします!
それでは、ご覧ください!
こちらの動画でも解説しています
1. なぜ蚊は人を狙うのか
なぜ蚊は、人を狙うのでしょうか。
その理由は、子孫を残すためです。
子孫を残す目的のため、人から吸血するのはメスのみで、オスは全く吸血しません。
ちなみに蚊の主食は糖分であり、普段はオス、メスともに花の蜜や木の樹液、果物の汁等を吸っています。
しかし、メスは産卵期になると、卵を産むために必要なたんぱく質などの栄養を取るために、人につぶされてしまうリスクを負いながら、命がけで吸血します。
ここまでのリスクを負いながら必死に栄養分を取らないと、メスは子孫を残すことができないのです。
そしてなんと、蚊が狙うのは人だけではなく、人がいない場合、犬、猫を狙います。
犬や猫も油断ならないです。
2. 蚊に狙われやすい人の特徴
蚊にとって子孫を残すために人から吸血する行為が重要であることがわかりましたが、人にとっては、いかに刺されないかが重要なポイントですよね。
人が蚊に狙われやすくなる三大要因は、温度(体温)、二酸化炭素(呼気)、水(汗)と言われています。
このことを踏まえて、蚊に狙われやすい人を見ていきましょう。
ちなみに、「O型の人は蚊に刺されやすい」ということは、ご存じの方が多いのではないでしょうか。
しかし、実は血液型による大差はなく、こちらでご紹介するような、他の要因が強いと言われています。
蚊に狙われやすい人の特徴は次の通りです。
①足が臭い人
蚊と言えば顔、腕を刺されるイメージが強いですが、なんと足の臭いが関係していると言われています。
足の裏には、蚊の大好きな汗腺が集まっており、さらに蚊をおびき寄せるイソ吉草酸(いそきっそうさん)という常在菌が存在しているため、 足が臭い人は蚊に狙われやすいです。
②体温が高く、汗かきの人
蚊は熱、汗に反応して寄ってくるため、体温が高くて汗かきな人は蚊に狙われやすいです。
例えば、体温が高い傾向にある、肥満の人、妊婦の人が当てはまります。
汗かきな人と言っても、滝のように汗をかく人より、程よく湿っている人が狙われやすいと言われています。
③呼気が多い人
蚊は二酸化炭素に反応して寄ってくるため、呼気が多い人は蚊に狙われやすいです。
例えば、肥満の人、子供が呼気が多い傾向にあるため、狙われやすいです。
④黒い服を着ている人
蚊は色を白黒で識別しているため、黒をはじめとする濃い色の服を着ている人は、蚊に狙われやすいです。
⑤お酒が好きでよく飲む人
蚊はアルコールが分解される際に発生する二酸化炭素に反応して寄ってくるため、お酒が好きで頻繁に飲む人は、蚊に狙われやすいです。
3. 足の裏を除菌シートで拭くと蚊に刺されにくくなる?
さて本題ですが、足の裏を除菌シートで拭くと蚊に刺されにくくなるのでしょうか。
結論、足の裏を除菌シートで拭くと蚊に刺されにくくなります!
前項でご紹介いたしました、「足が臭い人」が蚊に狙われやすいため、足の裏を除菌することで、蚊の大好きな、あの嫌な臭いを防ぐことができ、結果狙われにくくなります。
個人差はありますが、足首から下(足の裏を重点的に)を拭くだけで、蚊に刺される数が3分の1に減ったというデータも出ています。
これはかなりの効果が期待できますね。
蚊に刺されにくいメリット以外にも、足が臭くて悩んでいる人にとっては、臭い対策にもなりそうです。
4. 除菌シート以外の対策
除菌シートや、殺虫剤以外にも、下記で紹介する方法で蚊に刺されにくくなりますので、是非お試しください。
①扇風機
蚊は軽く風に弱いため、扇風機で風を送ることにより、蚊が飛行しにくい環境を作ることができます。
また、人間の呼気も風を送ることで分散することができるため、蚊の大好きな二酸化炭素を分散することにより、寄ってきにくくなります。
②白い服を着用する
蚊は濃い色の服を好むため、白などの薄い色の洋服を着用することで、濃い色の服を着ている人に比べて蚊が寄ってきにくくなります。
③サンダルではなく靴を履く
蚊は足元に寄ってくることが多いため、靴と靴下を履くことで、蚊が寄ってきにくくなります。
また、足汗が多い方は、靴下の替えを持参し、蒸れてきたら履き替えを行いましょう。
④ダボっとした服を着る
ダボっとした服は、蚊の針が肌に到達しないため、蚊に刺されにくくなります。
また、肌の露出を控えるために長袖、長ズボンを着用するとより効果的です。
⑤蚊の活発な時間帯を避ける
蚊が活発な時間帯、朝方や夕方を避けることで蚊に刺されにくくなります。
蚊は35度以上の気温が苦手で、20~30度くらいの気温が得意です。
そのため、朝方や夕方は蚊が多い時間帯であり、日中は蚊が少ない時間帯となります。
しかし35度以上は人間も苦手な気温となるため、暑い日中に活動する際はしっかり熱中症対策をしたうえ、活動してください。
最後に
今回は豆知識「蚊に刺されにくくなる方法」について解説しました!
子孫繁栄がかかっている蚊には申し訳ないですが、人間の私たちは今回ご紹介した方法で、できるだけ刺されないように対策しましょう!
今回の記事が少しでも役に立ちましたら幸いです。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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