こんにちは、ハラです!
実は、今当たり前に食べられている多くの食べ物が失敗や偶然から生まれたものだと言われています。
今回はそんな、失敗から生まれた食べ物の中から3つ、ご紹介いたします!
それでは、ご覧ください!
こちらの動画でも解説しています
1. チーズ
最初に紹介するのは、チーズです。
チーズは、古代から人々に愛されてきましたが、その起源は意外なものでした。
古代の遊牧民は牛乳を持ち運ぶ際に、持ち運びやすいよう動物の胃袋や皮袋に、牛乳を詰めて持ち歩いていました。
ある日、遊牧民が牛乳を入れた袋を持ち歩いている途中で、袋の中の牛乳が日中の暑さで発酵しました。
なぜ発酵してしまったのか?
その理由は、乳の中に存在する乳糖が乳酸菌によって乳酸に変化し、乳清とカゼインというタンパク質の成分が分離して、動物の胃袋にあったレンニンという酵素の作用によって、乳が固められ、固形物ができたためと言われています。
そしてその固形物はどうしたのか?
なんと、遊牧民はもったいないからその場で食べてしまったのです!
ものすごい勇気ですね!(絶対無理)
恐る恐る食べてみると、その個体は見た目とは違いとても美味しく、ここからチーズが誕生しました。
チーズは暑い日に牛乳を長い間持ち歩いてしまって腐らせるという失敗から生まれ、今や世界中で愛される食べ物になったのです。
チーズはなくてはならない食べ物のため、暑い日に持ち歩いて発酵させたこと、発酵したものを一番最初に食べた人の勇気にはとても感謝です。
2. ポテトチップス
次に紹介するのは、ポテトチップスです。
ポテトチップスも今や知らない人はいないくらい人々に愛されていますが、その起源も意外なものでした。
1853年、米ニューヨーク州のレストランに、ひとりのわがままな客が訪れました。
その客はフライドポテトを注文しましたが、厚みが気に入らず「もっと薄くしてほしい」と何度もシェフに作り直しを要求しました。
レストランで働くシェフは度重なる要求にうんざりし、ポテトを極限まで薄くスライスし、油で揚げて塩をふり、その客に出してみました。
すると意外にも好評であり、あまりの美味しさに客はとても喜びました。(良かった)
その後、この食べ物はポテトチップスと名付けられ、世界にたちまち広まっていきました。
ポテトチップスは、意外にもお客さんからのクレームにより生まれたものだったのです。
クレーマーは酷いですが、この出来事のおかげで美味しいポテトチップスが誕生したため、このわがままな客と、その要求に粘り強く対応したシェフには感謝です。
3. アイスキャンディー
最後に紹介するのは、アイスキャンディーです。
夏には欠かせないアイスキャンディーですが、その起源はある少年の失敗によって生まれたものでした。
1905年、米サンフランシスコに住む11歳の少年は、とある寒い日にジュースを飲んでいました。
しかし寒いせいかジュースを全て飲み切ることができず、混ぜ棒を挿したまま、うっかり一晩中外に放置してしまいました。
その夜はとても寒かったため、次の日の朝にはそのジュースは混ぜ棒が刺さったまますっかり凍っていて、キャンディーのようになっていました。
少年は試しにそれを食べてみると非常に美味しかったので、同じものを作って近所の住民や友人に売り出し、さらにアイスキャンディーの特許を申請しました。(行動力すご)
これがアイスキャンディー誕生のきっかけです。
自ら売り出し特許まで申請してしまうとは、よほど衝撃的な美味しさだったのですね!
今でこそアイスは夏に限らず、一年中人気の定番商品となっていますね。
少年、寒い日にジュースを飲んでくれて、なぜか混ぜ棒を刺したままうっかり外に忘れてくれて、ありがとう!
最後に
今回は、失敗から生まれた食べ物3選をご紹介しました!
いかがでしたか?
これらの食べ物は偶然の発見や失敗から生まれたものでありながら、今や世界中で愛される食品となっているため、失敗して本当に良かったです!
今後も失敗から生まれる食べ物がどんどん生まれると思うので、とても楽しみですね!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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