こんにちは、ハラです!
日本には数々のユニークな大会が存在します。
今回は、日本のユニークな大会の中から3つ、ご紹介いたします!
それでは、ご覧ください!
1. 鹿せんべい飛ばし大会
最初にご紹介するのは、奈良県の若草山で開催されている「鹿せんべい飛ばし大会」です。
名前からどんな大会か予想はつきますが、予想が付くからこそ色々と謎が湧いてきます。
この大会は1993年から、毎年1月、3月、5月の年3回開催されている大会で、1回あたり約800人もの人が参加するほど人気の大会です。
事前の申し込みは必要なく当日受付のため、受付さえ行えば全国誰でも参加できます。
参加費として1枚300円を支払い、競技用に直径20cmで作られた鹿せんべいを購入します。(1回3枚まで)
ルールはその名の通り、鹿せんべいをより遠く飛ばした方が優勝というものです。
ここにさらに、次のような独自のユニークなルールがあります。
・飛ばした鹿せんべいが割れてしまった場合、最も遠くに飛んだかけらの位置が記録になる。
・着地したせんべいを鹿が食べてしまったら、その鹿の右前足までの距離を測定する。
・計測済みの鹿せんべいはシカのおやつになるため、拾わずそのままにしておく。
鹿による影響が大きいことと、鹿を大切にする奈良県ならではのルールですね。
この大会は大人、子供、男女関係の区別なく競技し、優勝者には鹿の角のトロフィーが授与されます。
さて、みなさんが特に疑問に思っているであろう、なぜこの大会が生まれたのか。
そのきっかけは、修学旅行生が鹿せんべいを飛ばして遊んでいる姿を見て、ひらめいたものだと言われています。
しかし通常サイズの鹿せんべいでは距離が出ないこと、見栄えしないことから、約4倍の大きさの鹿せんべいを飛ばすことに決めたそうです。
大きい鹿せんべいは、たしかに見ごたえがありますね。
まるでフリスビーのようです。(え)
歴代最高記録はなんと、74.55メートルだそうです。
ぜひ興味がある方は参加してみてはいかがでしょうか。
2. 全国穴掘り大会
次にご紹介するのは、千葉県の成田ゆめ牧場で開催されている「全国穴掘り大会」です。
こちらも名前からどんな大会か予想はつきますが、こちらも色々と気になるところがあります。
この大会は2001年から、毎年冬に開催されている大会です。
ルールはその名のごとく、より深い穴を掘ったチームが優勝というものです。
制限時間は30分。とてもわかりやすいですね。
この大会はチーム戦で1チーム最大6名であり、2人の編成で挑む「ペア部門」も存在します。
穴を掘る力はもちろん、チーム力も必要な競技です。
使える道具は「スコップ」「バケツ」「ロープ」「ハシゴ」のみです。
事前に電話申し込みが必要ですが、「一般部門」「レディース部門」「ちびっこ部門」があるため、誰でも参加できます。
優勝者にはなんと、賞金10万円と金色のスコップ(ゴールデンスコップ)が授与されます。
さて、こちらの大会も非常に気になる、なぜこの大会が生まれたのか。
その理由は、冬場の集客が課題となっていた「成田ゆめ牧場」の広い土地を利用し、インパクトがある大人から子供まで誰でも参加可能な熱いイベントを作りたかったためだと言われています。
実際、初回(2001年)の参加チームが約70チームであったのに対し、第20回(2020年)には約290チームが参加していて、かなり人気の大会となっています。
素晴らしい効果ですね。
さらにこの大会、「単一の穴掘りチャンピオンシップに参加した最多人数(1452人)」という内容でギネス世界記録にも認定されたことがあるというのです。
想像以上に本格的な大会です。
歴代最高記録は、3m85cm!深すぎます。
私も穴を掘りたくなってきました。(芋ほり程度しか経験なし)
3. カニ王国絶叫大会
最後にご紹介するのは、兵庫県の城崎温泉で開催されている「カニ王国絶叫大会」です。
こちらも名前のままの大会であろうとは思いますが、色々突っ込みどころがある大会ですね。
この大会は毎年11月23日に、旬のカニに感謝するという目的で開催されている大会です。
ルールはその名のごとく、「カニさんありがとう!」という感謝の言葉と、自分の好きな言葉を思い切り叫んで、声の大きさを競うというものです。
参加者はカニ王国のハッピと帽子を着用し、ステージの上でマイクに向かって絶叫します。
楽しそうですね。すっきりしそうです。
事前の申し込みは必要なく当日受付であり、下記二つの条件を満たしていれば全国誰でも参加できます。
①小学生以上の城崎温泉の宿泊者のみ先着50名。(前日宿泊・当日宿泊どちらでも可)
②一家族2名まで。
1位から3位の優勝者には松葉蟹、参加賞、ユーモア賞でも松葉蟹、せこがに等、旬な蟹が授与されます。(蟹の種類は年によって変更あり)
この大会の歴代最高記録は、114dB!
114dbとはだいたいどのくらいかというと、「自動車のクラクション(110dB)」より大きく、「飛行機のジェットエンジンの近く(120dB)」よりわずかに小さいくらいです。
素晴らしい声量で日頃の感謝を伝えたのですね。
カニさんも大喜びです!
最後に
今回は日本のユニークな大会の中から3つ、ご紹介いたしました!
いかがでしたか?
それぞれとてもユニークな大会でした。
もし興味がある方は是非参加してみてはいかがでしょうか?
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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