こんにちは、ハラです!
今回は豆知識「バナナは1本1本ラップに包んで保存すると黒くなりにくい」について解説いたします!
それでは、ご覧ください!
こちらの動画でも解説しています
1. バナナはなぜ黒くなる?
まず始めに、バナナはなぜ黒くなるのか、ご説明します。
バナナは、「エチレンガス」という物質を放出していて、これに触れると熟成が始まり、黒くなります。
そしてこの黒くなった斑点の部分には名前が付いていて、「シュガースポット」と言います。
いかにも甘そうな名前ですね。
想像通り、「シュガースポット」は甘みが強く、実はポツポツと斑点が出てきたくらいが、バナナの食べ頃と言われています。
バナナにポツポツ斑点ができるのは、成長過程で必須のことであり、人間の生理現象のようなものなのです。
しかしここまで述べたことは、バナナに黒い斑点模様ができる場合です。
バナナ全体が黒ずんでしまっている場合は、低温障害が考えられます。
バナナは熱帯の植物であり、温度が低い場所が苦手で、温度変化にとても弱いものなのです。
2. バナナは1本1本ラップに包んで保存すると黒くなりにくいのか
さて本題ですが、バナナは1本1本ラップに包んで保存すると、黒くなりにくいのでしょうか。
結論、バナナは1本1本ラップに包んで保存すると、黒くなりにくいです!
こちらの方法は常温でも良いのですが、ラップに包んでジップロックに入れ、冷蔵庫の野菜室に入れるとさらに長持ちします。
なんとラップで包んで冷蔵保存すると、2週間ほど日持ちします!
なぜラップで包むことにより、黒くなりにくいのか。
その理由は、バナナ自身や、他の野菜や果物から出る「エチレンガス」に触れることを防ぎ、熟成を遅らせることができるからです。
しかし注意点があり、シュガースポットが多く出ている場合は、2、3日以内に食べきることをおすすめします。
3. 黒くなったバナナは食べても大丈夫?
黒くなってしまったバナナは食べることができるのでしょうか。
結論、前項でご説明した、皮に黒い斑点(シュガースポット)ができているバナナは食べられます!
しかし、同じ黒色のものでも、なかには腐っているバナナもあり、食べられるバナナと腐っているバナナ、どうやって見分けるのでしょうか?
食べるのを避けた方が良いバナナの特徴は下記の通りです。
・皮をむいた時に、果肉が茶色、黒ずんでいる
・異臭がする(酸っぱい臭い等)
・皮、果肉にカビが生えている
・果肉がベチャッとしていて、形が崩れる
このような状態がみられるバナナは、決して食べることはしないで捨てましょう。
4. まとめ
今回は豆知識「バナナは1本1本ラップに包んで保存すると黒くなりにくい」について解説しました!
バナナは1本1本ラップに包んで保存すると黒くなりにくいことがわかりました!
・バナナは、「エチレンガス」という物質を放出していて、これに触れると熟成が始まり、黒い斑点ができる。(シュガースポット)
・バナナは1本1本ラップに包んで保存すると、黒くなりにくい。
・皮に黒い斑点ができているバナナは食べられるが、同じ黒いものでも、腐っている特徴がみられるバナナは、食べずに捨てること。
黒い斑点が付いたバナナが食べごろというのは、個人的に腐り始めていると勘違いしていたため、正直驚きでした。
ラップで包むという簡単な方法のため、この方法をぜひ実践して、バナナを長く楽しみたいところです!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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