こんにちは、ハラです!
今回は豆知識「固まった砂糖や塩を電子レンジで加熱するとサラサラに戻る」について解説いたします!
購入したときはサラサラでも気づいたらカチカチに。
一度カチカチになってしまうと、そう簡単には戻せそうにないですが、本当に加熱するのみでサラサラに戻るのでしょうか。
それでは、ご覧ください!
こちらの動画でも解説しています
1. 砂糖や塩が固まる原因
まず始めに、なぜ砂糖や塩は固まってしまうのか、ご説明します。
固まってしまう原因は、砂糖と塩で異なっています。
それぞれ見ていきましょう。
砂糖が固まる原因
砂糖が固まる原因、それは「乾燥」です。
砂糖は乾燥することで結晶を作りやすいため、一般的に料理で使用する白砂糖は、乾燥対策により表面に「糖液」という液体でコーティングされています。
しかし乾燥した場所で保管していると、どんどん乾燥していくことで結晶を作り、固まってしまいます。
そのため、砂糖は湿度の高い場所で保管することが良いと思いきや、実はそうでもないのです。
砂糖は湿気でも表面が溶けて結晶を作り、固まってしまう場合があるため、湿度の高い場所も保管には向いていません。
塩が固まる原因
塩が固まる原因、それは「湿気」です。
塩は、空気中の水分が付着することで表面が溶け、粒同士がくっつき結晶を作ります。
この結晶がどんどん大きくなることで、固まってしまいます。
2. 固まった砂糖や塩を電子レンジで加熱するとサラサラに戻るのか
砂糖と塩が固まる原因を見ていきましたが、なんと真逆の条件であることがわかりました。
さて本題ですが、固まってしまった砂糖と塩は、本当に電子レンジで加熱するだけでサラサラに戻るのでしょうか。
結論、固まった砂糖や塩を電子レンジで加熱するとサラサラに戻ります!
しかし、砂糖、塩ともに加熱しすぎてしまうと、溶けてさらに固まってしまうため、注意が必要です。
砂糖は30秒、塩は1分で、それぞれ様子を見ながら加熱してください。
3. 電子レンジで加熱するとサラサラに戻る理由
なぜ、固まった砂糖や塩を電子レンジで加熱するとサラサラに戻るのでしょうか。
その理由は、加熱することで、塩や砂糖が吸収した水分を蒸発させることができるからです。
この方法は水分を蒸発させることが目的であるため、電子レンジで加熱する際は、ラップをせず温めてください。
しかし砂糖の場合、湿気で固まっている場合はこちらの加熱する方法をおすすめしますが、乾燥によって固まっている場合は次項で紹介する方法をお試しください。
4. 加熱する以外でサラサラに戻す方法
さて、電子レンジで加熱する以外に固まった砂糖、塩をサラサラに戻す方法が存在するので、ご紹介します!
キッチンペーパーで加湿
こちらは砂糖をサラサラに戻す方法です。
キッチンペーパーを水で濡らして絞り、砂糖の容器のふたの間に挟んでふたを閉めます。
そのまま1~2時間ほど置くことで砂糖が水分を吸い、サラサラに戻ります!
サラサラの状態になったらキッチンペーパーを取り除きます。
フライパンで温める
こちらは塩をサラサラに戻す方法です。
フライパンに固まった塩を入れ弱火にかけ、こげないようにへらなどで混ぜながら温めます。
温める際は油などはひかずに、乾煎りしてください。
塩がパラパラしてきたら火を止め、サラサラになるまで混ぜます!
5. 砂糖や塩を固まりにくくする方法
砂糖や塩を固まりにくくするためには、砂糖、塩の弱点である、「湿気」「乾燥」を防ぐことが大切です。
そのため密閉性の高い調味料ポットや、瓶に入れ、湿度や温度変化の少ない場所で保管してください。
また、塩については湿気対策として、乾燥したお米、パスタ、マカロニを一緒に容器に入れると水分を吸収してくれるため、おススメです。
6. まとめ
今回は豆知識「固まった砂糖や塩を電子レンジで加熱するとサラサラに戻る」について解説しました!
固まった砂糖や塩を電子レンジで加熱するとサラサラに戻ることがわかりました!
・固まってしまう原因は砂糖と塩で異なっていて、砂糖は「乾燥」、塩は「湿気」である
・固まった砂糖や塩を電子レンジで加熱するとサラサラに戻る
・加熱するとサラサラに戻る理由は、塩や砂糖が吸収した水分を蒸発させることができるからである
・固まった砂糖や塩を電子レンジ以外の方法で元に戻す方法は、「キッチンペーパーで加湿」「フライパンで温める」である
・砂糖や塩を固まりにくくする方法は、「湿気」「乾燥」を防ぐために密閉性の高い容器に入れ、湿度や温度変化の少ない場所で保管すること
電子レンジで加熱するだけでサラサラになるため、とても簡単ですね。
ですが、くれぐれも加熱のし過ぎにはご注意ください!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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